歩くと腰が痛くなるのは歩き方に問題があるから

健康のために歩いているのに、そのせいでからだのどかを痛めてしまったという人は多いのではないでしょうか。

結果に間違いはありません。やったことの結果は正しく現れます。

ということは、歩いてからだのどこかが痛くなるのは“歩き方”に問題があるからです。

歩くと腰が痛い・痛くなったという相談は多く寄せられます。

そして、そのほとんどが骨などの組織には異常はなく、安静にすると痛くないが歩くと痛くなるといったものです。

実際に歩いている姿を見せてもらうと、歩き方に問題がある、腰にストレスがかかるような歩き方をしているのがすぐにわかります。

歩くと腰が痛くなる歩き方に共通しているのが、

・脚を前に出す(大股で)

・胸を張って背筋を伸ばす

・肩甲骨から腕を引くように振る

一般的に“正しい歩き方”と言われるものです。

ところが、実際にはこういう歩き方をすると腰を痛める可能性があります。

脚を前に出すと体幹・腰を固定して脚だけが動くような形になります。“腰を固めて使う”のは腰に負担をかけ、痛める可能性があります。

歩く時には、腰は固定せず、脚と一緒に動かす・前に移動させるイメージでやるだけで腰の負担がかなり減らせます。

胸を張って背筋を伸ばすというのは、歩く時には不適切です。

歩くというのは、前に移動する・進み続ける動作です。

歩く時の上半身・体幹はやや前傾になります。胸を張る・背筋を伸ばす姿勢、からだを真っ直ぐにすることはブレーキをかけることになります。それが腰に負担をかけてしまいます。

肩甲骨から腕を引くようにという動作も、肩を後ろに引くようにするとからだは後ろに倒れる形になります。

同じくブレーキをかけることになり、腰に負担をかけてしまいます。

腕は、肩を支点にして前方へ振るのが自然な振り方です。(ただし、肩は固定しません。肩こりや首こりの原因になります)

歩くというのは誰でも簡単できるので、何も考えずにやってしまいがちですが、適切なやり方でやらないと逆にからだを痛めることになってしまいます。