重いものをやった後にいからだが軽く、速く動かせるのはスピードが上がったからではない

投げる・振る・走るといった動作ではスピードが求められます。

スピードを高めるために、一般的に行われているのが筋トレ・ウエイトトレーニングで筋力を高めるという方法です。

たしかに、重たいものを持ち上げた後にいつも扱っている重さを扱うと速く動かせるようになりますが、それでスピードが上がったというわけではありません。

パワーが上がったから楽に扱えるようになったのです。

スピードを上げるには、速く動ける環境・条件でスピードを高めたい動きをやることです。

投げる・振るであれば、いつも扱うものよりも少し軽いもので行う、走るであれば下り坂を走る。軽いものは重いものよりも速く動かすことが可能です。下りは平地よりも速く走ることができます。

そうやって速く動く感覚をからだ(脳)に経験させ、その後でいつもの重さに戻すことで動作スピードを高めることができます。

もう1つ忘れてはいけないのが、“テクニック・動作に問題はないか?”ということです。

どれだけ速く動ける条件・環境を整えても、テクニックが不足していたり、動作に問題があれば速く動くことはできません。

スピードが上がらない原因は、どちらかといえばテクニックや動作に問題があることの方が多く見られます。

パフォーマンスを高めるためにスピードを求めるのは大切ですが、あくまでからだの基礎ができている、基本動作がわかっているということが大前提です。

もっとを求める前に、基本に立ち戻ってみることも大切です。