からだの不調を抱えている人に共通していることの1つに“呼吸の乱れ”があります。
いろんな不調の改善法として呼吸が出てきますが、それくらい呼吸は大事な機能です。
なかでも“胸郭”の状態は重要です。
胸郭が硬くなることは、呼吸機能が制限され、酸素不足を招きます。
胸郭を柔らかい状態を維持する・取り戻すことは不調を改善する上でも大事なことです。
胸郭が硬くなるのは、“肩甲帯(鎖骨・肩甲骨・上腕骨)のバランスの崩れ”が原因です。
肩甲帯は胸郭・肋骨の上に乗っかっています。胸郭の自由度は肩甲帯の状態に左右されます。
呼吸機能が適切に働くかどうかも肩甲帯の状態次第といことです。
肩甲骨は上肢(腕)と体幹を繋がるためのものです。腕を動かすということは肩甲骨を動かすことでもあります。
肩甲骨が動くことで腕が自由に動けるようになります。
体幹だけであれば、からだが捻れたり傾いたりするこはあまりありませんが、上肢を動かすことで体幹が引っ張られます。
一般的に左右の上肢をバランス良く使うことはないので、その影響で脊柱(胸椎)は捻じれや傾きのストレスを受けることになります。
胸郭を自由にするには、体幹の筋肉の緊張をゆるめる必要があります。体幹には首・肩・背中・腰も含まれます。
呼吸機能を取り戻すには、体幹の緊張をゆるめる必要があります。
不調が出ている部位の緊張がゆるまなければいけないということです。
呼吸を良くすれば不調が軽減・改善するのではなく、呼吸機能をきちんと働かせるためには体幹全体の筋の緊張のバランスが取れていないといけないということ、結果的に首・肩・腰の不調も改善されるということです。
