上肢(腕)は下肢(脚)以上に酷使している

膝や股関節の痛み、扁平足や外反母趾など下肢(脚)・足部・足趾の痛みや不調に関する相談が多く寄せられますが、話を聞いてみるとその部分を酷使しているというケースはほとんどありません。(むしろ、ほとんど使っていない)

一方で上肢(腕)は酷使しています。

その証拠に、手の指が伸ばせない、手のひらが開けない、腕を真っ直ぐ伸ばせない、手首を反らせない、前腕がカチカチになっている人は非常に多いです。

上肢も下肢も体幹から派生してますので、上肢の崩れは体幹の崩れを招き、下肢の崩れを引き起こす可能性があります。

問題が起きている下肢・足部・足趾にいろいろやってみても良くならないという場合、上肢の崩れを直していないことが問題を解決できない理由だと考えられます。

実際、上肢の崩れを直してみると下肢の筋肉の緊張がゆるんで捻じれが改善するということもよく見られます。

上肢の崩れを直すポイントは、

“肩甲帯(鎖骨、肩甲骨、上腕骨)のバランスを整える”ことです。

※肩を本来の自然な位置、向きに直し、腕が肩から鉛直にぶら下がった状態にする

そのための方法は、

○肩を上下に動かす

※楽に上がるところまで上げ、重力(肩の重さ)で自然に戻す

○腕を前後にブラブラ振る

※肩関節を支点に振り子のように動かす

くらいで特別難しいことをやる必要はありませんが、きちんとやれば上肢だけでなく、体幹・下肢・足部・足趾の崩れも直ります。

下肢に対していろいろやっても良くならないケースは、上肢の崩れを見落としている可能性があります。

上肢を整えてから下肢にアプローチしてみると良いと思います。