骨や組織に異常が見られない首・肩・腰・膝の痛みや不快感の原因は姿勢(中間姿勢)の崩れ・からだのバランスの崩れです。
からだは繋がっています。どこか一部のバランスが崩れてもその影響は全身に及び、全身のバランスの崩れを招きます。
逆に、痛みや不快感があるところに直接にアプローチしなくても、問題ない・動かせるところからの波及効果で緊張をゆるめる・バランスを整えるということもできます。
肩・腰・膝の痛みや不快感がある人に首が緊張しているというケースはよく見られます。
首の緊張をきちんとゆるめるのはなかなか難しいことです。
そこで首と繋がっている頭部、なかでも顔のパーツをゆるめて整えて全身をゆるめる・整えるということを考えてみたいと思います。
今回は、口へアプローチしてみます。
口(顎)は喋る時や物を食べる時に動かしますが、きちんと動かすというのはあまり意識されていません。(同じ方でばかり噛むなど)
口の歪みは顔面のゆがみ、顔面の歪みは頭部のバランスの崩れに繋がり、背骨の捻じれや傾き、骨盤の(向きの)捻じれや傾き、下肢の捻じれなどを招く可能性があります。
口のゆがみは思っている以上に全身に与える影響は大きいのです。
口を動かすということは顎を動かすことでもありますが、顎というと下顎しか動かないと考えられがちです。上顎も少しは動きます。
そこで上顎と下顎、両方を動かして整えていきます。
方法は、
①耳を引っ張りながら下顎を動かす(片方ずつ)
②耳を引っ張り、下顎は固定し、上顎を動かす(片方ずつ)
③両耳を引っ張り、下顎と上顎を交差で動かす
大きく動かす必要はありません。動く範囲で動かすことが大事なのです。耳を引っ張りながらやることで動かしやすい・ゆるめやすくなります。
顎周りがゆるむ→口の歪みが整う→顔面が整う→頭が整う→首・体幹がゆるむ→下肢もゆるむという効果が見られます。
