健康のために過度に筋肉を鍛える必要はない

長く立っていられない、歩くと疲れるといったことの原因を筋力が弱いからと考え、筋肉をしっかり鍛えなければと思っている人は多い印象です。

しかし、いざ筋トレを初めてみたが筋肉痛が辛い、ちゃんとやっているはずなのに変化がない、肩・腰・膝といった関節を痛めてしまって続けられないという人も多いのではないでしょうか。

筋肉は無理して鍛えなくてもきちんと使っていれば、その動作に必要な筋肉、筋力は維持できます。

日常生活を快適に過ごすには、自分のからだ以上の負荷は必要でしょうか?

例えば階段を楽に昇り降りできるようになりたいのなら、自分のからだを運べばそれ以上の負荷をかけて昇り降りする必要はないと思います。

一般の人にまず必要なのは、自分のからだを扱いやすくするからだをつくることです。

そのためにしなければいけないことは、筋肉を鍛えることではなく、バランスの良いからだ(全身の筋肉の緊張度が50:50の中間位)をつくることです。

バランスを整えるためには、バランスの取れた状態で動くことです。

バランスが取れた状態で動くと、

・筋肉の収縮感や関節の曲げ伸ばし感を感じない

・力みも過度な脱力もない、程よく全身の筋肉が働いている

・動きは止まらずスムーズに流れるように動く

といったことを認識できます。

こういった動きは、楽・軽い・気持ち良いので、いつまでも続けられように感じます。

動きのスムーズさがなくなったり、からだが重だるくなってきたらストップします。(快の限界)

楽な運動しかしていないのに、終わった後の筋肉を触ってみると、柔らかい・弾力がある・復元力がある筋肉が膨らんで大きくなっています。

重いものを頑張って持ち上げることだけが筋肉を鍛えることではありません。

自分が目指すからだに合った適切な負荷で適切なやり方を適量行えば、からだはきちんと変えることはできます。