首・肩・腰・膝などからだのいろいろなところの痛みの相談が寄せられますが、ほとんどの場合がからだのバランス・姿勢の崩れが見られます。
周りを見ても綺麗な立ち方をしている人を見つけることは難しいです。
リラックスしたバランスの取れた姿勢ができればからだの局所に痛みや不調は現れないはずです。
日常生活の癖、職業上の癖、様々な癖が自然な立ち方・立ち姿勢を崩す、傾きや捻じれを招く原因となります。
首・肩・腰・膝の痛みや不調を解消するために、トレーニングをするという前にその原因である崩れた姿勢・立ち方を直す必要があります。
バランスの崩れた緊張したからだに力を出させるのではなく、まず緊張を解くために力を抜くことが必要です。
力を抜くためにストレッチングをするという考え方ではなく、からだのパーツが少しズレているので、適切な配列に戻すという考えをします。
パーツの配列・骨の配列が適切でないから、そこに緊張が発生します。
骨の配列を適切なポジションに戻せば、自然にその周囲の筋肉や組織の緊張もゆるんで、そのゆるみが全身に波及するはずです。
部分的な緊張や全身的な緊張を解くために筋肉を伸ばしたり、マッサージをして緊張を取ろうとしても、根本的な骨の配列が適切なポジションに戻っていなければ立ったり重力負荷を受けるとまた緊張して悪い方に戻ってしまうというとは容易に想像できます。
うつ伏せや仰向けで緊張を取っても座位・立位でのポジションが戻っていなければどうにもならないということです。
局所の痛みや不快は全体の崩れを招きます。
全体を動かしてノーマルな状態に戻す必要があります。
それが本来の自然な立位姿勢です。
からだをゆるみのポジションに置けば、骨や組織に異常がなければ骨や関節は動くはずです。
動かすことが整えること、整えることがゆるめること、それが本来の自然なからだの状態に戻すことになります。
