中間位・中間姿勢の考え方⑧-神経・脈管・筋肉の関係

からだの組織には、皮膚・筋膜・骨・神経・脈管(動脈・静脈)・リンパなどがあります。

動脈は酸素と栄養素を細胞ち送り、全細胞が酸素と栄養素を受け取り、細胞が活性化して各組織・臓器・器官の機能を十分に果たすことが健康なからだです。

この考え方に基づいて、全身を網羅している神経・筋肉・脈管・リンパなどが自然に働く状態にしなくてはいけません。神経が十分に働かない・通っていない・促通していなければ、情報が伝達されませんし、脳は指令を出すこともできません。からだをどうしたいのかという情報が脳に伝わらなければ動けない・動かせません。

関節が動かない・十分に動かなせないというのは、筋肉が動かない・十分に動かせないということでもありますが、その状態は脳に送る情報が不足しているということ、また神経が感じ取ってもその情報をきちんと送れていない神経回路の問題も考えられます。

このように神経回路が正常に働いて情報のやり取りを脳とスムーズにできれば問題はありません。神経が働かなければ、筋肉も臓器も働きませんので、関節も動かない・動かせない、消化機能も働かないので消化不良を起こしたりすることになります。

動かないところ、動きにくいところの神経は適切に繋がっているのか・働いているのかという考え方をしてみることも大切です。

神経が繋がっていなければ動くはずありませんし、繋がっていても、それを動かそうとしない、からだを動かそうとしないと電気の流れが悪いために満足に動かせない状態になっている。そへでからだのいろいろなところに動かないとこほができて、硬くなっていると言うこともできます。

筋肉を動かさないと神経は働きません。休んでいるた鈍感になり、感受性が悪くなり、反応も遅くなります。また、刺激を受けても感じなくなり、反応しなくなります。筋肉を動かしていると神経はそれを感じたり、反応して働いたりします。動かない・動かさないことは神経のレベルダウン・感受性の低下・鈍感化・反応が遅くなったりしなくなり、からだの機能も十分働かなくなり、機能不全を招くことになります。

動かすことに囚われず、刺激を与えること、神経が反応する刺激を与えることが必要になります。また、神経は動脈や静脈とほぼ並走しているので、神経が圧迫されると動脈・静脈も圧迫されることになり、血液の循環が制限されてしまいます。

関節の動きが悪いことは、神経の流れが悪いことでもあるし、血液の循環が悪いことで、そこに酸素と栄養素が十分送られていないといえる。

ケガをしている時は、安静にしていると血液循環が悪いために酸素・栄養素が十分に送られないことが原因で治りが悪くなる危険性があります。

ケガをしている時には、酸素や栄養素を送るために、血流の流れを良くするために神経の流れも良くしなければなりません。それくらい神経と動脈の関係は深いのです。

ケガをしていなくても、からだは動かして、神経を刺激し、血液の循環を良くしておかなければいけません。歳だから動きが悪い、動かせない、動かしにくいというのは、動かしていないだけです。動かさなければ神経も刺激されないし、血液の流れが滞ってしまいます。血液が不足すれば、全ての機能が不全になります。