重心が適切にとれているとは、どんな状態か?

姿勢の崩れは重心の位置が間違えていることであることが多いので、適切にとれている状態にすれば姿勢は戻ります。

重心が適切にとれている状態とは、どういう状態か?というと、ヒトは1番上に重たい(5〜6kg)頭が乗っています。それをS字に弯曲した脊柱(背骨)が支えています。

その脊柱の根元を骨盤が受け、その骨盤を二本の脚が支え、その先にアーチ構造をもった二本の足で支えています。

骨盤から下の脚・足は直線的には繋がっておらず、構造的にも変形した構造物の組み合わせでからだを支えてバランス良く立っています。

ということは、骨盤と二本の脚・足に目を向けたらよいのか?ということになりますが、それはあくまで“重心だけを見た時”です。

ヒトのからだは複雑な構造でできているので、机上の考え方通りにはいかないことがほとんどです。

キーワードになるのが、“全身を整える”です。

筋肉が骨・関節を動かすので、筋肉が自然な状態(柔軟性・弾力性・復元力がある)になれば、関節も自然に動くようになるはずです。

忘れてはいけないのは、皮膚・筋膜・筋肉・関節は繋がっているということです。筋肉を自然な状態にするには皮膚・筋膜も同じく自然な状態にする必要があります。

そうして、皮膚・筋膜・筋肉・関節が自然に動くようになれば、からだの重心は自ずと適切なところに収まると考えられます。

動かすことは整えること、中間位・中間姿勢が大切ということになります。