アスリートがやっているトレーニングをやって得られるのは同じことをやっている満足感だけ

「ゴルフの○○選手が体幹トレーニングをやっていた」、「芸能人の○○さんがこんなトレーニングをしていた」といったことをクライアントさんから聞くことがよくあります。
なかには同じことをやりたいという方もいますが、同じことをやっても同じことをしているという満足感が得られたり同じ結果が出るような気がするくらいのことです。
同じ結果が出るという保証はありません。
なぜなら芸能人の○○さんやアスリートの○○選手とあなたは違うからです。
ある1つのケースでうまくいったという結果が出たということで、それをやれば必ずみんな同じ結果になるわけではないからです。

ゴルフのパフォーマンスを上げたい、スタイルを良くしたいという目的はあっても、クリアすべき課題は1人1人当然違います。
筋力が低下していることもあれば、柔軟性が低下していることもある、体の使い方に問題があることもありますし、そもそも姿勢、体のバランスが崩れてしまっていることもあります。
そうすると他の誰かがやっているトレーニングを真似る前に自分がクリアすべき課題は何なのかを明確にする方が先です。
それがきちんとわかり、クリアするためにやるべきことをきちんとやれば同じことをしなくても目的は達成できます。

他人のやっていることを見る前に自分のことに目を向けてみることも大切なのではないでしょうか。