胸郭は背中にある胸椎から肋骨に繋がっている籠のような形をした骨格です。胸郭があるから心臓や肺といった生命にとって大事な呼吸器が簡単には傷つけられないようになっています。
胸郭を取り囲む筋肉が硬くなると、生命にとって一番重要な呼吸機能が制限されてしまい、酸素不足を招きます。
胸郭の自由度は、肩甲帯(鎖骨・肩甲骨・上腕骨)の動きに影響されます。肩甲帯のバランスを良くすることが胸郭・肋骨の自由度を高め、呼吸機能を適切にすることができます。そうすると、血液などの循環も改善され、全身の働きが良くなると考えられます。
肩甲帯周囲の筋肉の状態を良くする、柔らかく・弾力性のある・復元力のある筋肉にすることが大切になってきます。
そのためには肩甲骨の自由度を高める必要があります。腕の基本は肩甲骨からで、上肢(腕)が使えるために肩甲骨があります。
肩甲骨には僧帽筋や広背筋が付いています。それらは頸椎・胸椎・腰椎まで脊柱全体に付いていますので、肩甲骨のバランスの崩れは背骨の捻じれや傾きに繋がると考えられます。
緊張することで胸郭を圧迫する筋肉(大胸筋・僧帽筋・菱形筋・前鋸筋・広背筋・大腰筋など)を緩める必要があります。
