基本的な考え方として、競技の専門的なトレーニングは実際のパフォーマンスによって筋力、スピード、パワー(スピード・筋力)を高めることです。
よく専門的なトレーニングと称して、パフォーマンスの動作に似せて負荷をかけて動かすようなトレーニングが出てきますが、それは単なる筋力トレーニングです。
実際のパフォーマンスに負荷をかけて動かしても実際のパフォーマンスのスピードより遅くなってしまいます。実際のパフォーマンスで使われる筋肉の収縮速度より遅い速度でしか使えないので、どれほどパフォーマンスに活用できるかは疑問が残ります。
速く動くためには、実際のパフォーマンスの時よりも速く動ける条件でやることです。遅いスピードでやって実際のパフォーマンスのスピードが上がるかどうかは疑問です。
スクワットの立ち上がり動作やベンチプレスの押す動作のスピードを強調したり、その瞬間に力を発揮させるようなトレーニングもよく見かけますが、そういうことをやっても、スクワットやベンチプレスのスピードや一瞬の力を高めるだけです。
そういったトレーニングもあくまで補助の筋力を高めるための手段に過ぎないのです。
だから、パフォーマンスアップが目的のトレーニングだとしても、筋トレはバランスの取れたからだ・筋肉をつくることで、パフォーマンスを高めるにはトレーニングで高めた筋力を実際のパフォーマンスに生かすことです。
