腕・脚の使い方を変える-曲げ伸ばしではなく、“畳む・広げる”

動きの硬さは使い方の問題であると考えられます。動かすというのは、脳からの指令が運動神経を介して筋肉に伝達され、筋肉が収縮し、関節が動くようになっています。

つまり、動かし方が悪いのは、脳からの指令に問題があるということです。

腕や脚を動かす運動をすると、肩や太ももなどに力が入りやすい人に多いのが、腕や脚を曲げ伸ばしで使うイメージをしている人です。

・バンザイは上で肘をピンと伸ばす

・立ち姿勢では脚を真っ直ぐ伸ばす

・力こぶを出す時は肘を曲げる

といった感じでしょうか。

力が入りやすい人、緊張しいの人に対しては、曲げ伸ばしという動きが一番力が入る・緊張してしまいます。耳から入った言葉のイメージで脳が緊張した動きをさせてしまうから力が入ったり、緊張してしまうということもあります。そういった人が力まず・緊張せず動けるようになるには、動きのイメージを変えさせるのが有効です。

曲げ伸ばしではなく、“畳む・広げる”というイメージで腕や脚を動かしてもらうと動きの硬さ、曲がっていく・伸びていく最後の局面で一番力が抜ける・動きが止まらないようになります。

スクワットのようなしゃがむ動作でも「股関節・膝・足首を曲げる」と言うと、脛やふくらはぎ・太ももの前の筋肉が緊張して硬くなってしまいますが、“脚を(縦に)折り畳む”イメージでやってみると筋肉が緊張することなく、楽にしゃがめます。

動かし方のイメージを変えることも動き方・使い方を変える1つの方法です。