体幹は鍛えないといけないのか?

一般的にスポーツで高いパフォーマンスを発揮する人は「体幹が強い」と言われます。
そうすると、体幹を強化するために筋肉を鍛えようと考えてしまいますが、鍛えるというのは、「硬くして強くすること」とあります。

硬い体幹を作ってしまうと胸郭の自由を失ってしまいます。
体幹は自然な状態で自由に動けることが重要です。(呼吸や筋ポンプといった機能が妨げられてしまいます)

体幹に自由度があると、それを支える胸郭、その上に乗っている肩甲帯(鎖骨・肩甲骨・上腕骨)も自由度がある状態になります。
そうすれば体幹に関係する筋肉は全て柔らかい・弾力性のある・復元力のある筋肉になります。

硬くしてしまうと胸郭・肋骨・肩甲帯の自由度がなくなってしまいます。
一般の人もアスリートも体幹は鍛えるのではなく、自然な状態にすることが理想です。
自然な状態からかけ離れたからだをつくってしまえば高いパフォーマンスを発揮することはできません。

いろいろな動きに自然に対応できる、“自由な動きができる体幹”をつくることです。
そのためには、「全身を自然に・楽に動くこと」です。それが本来の体幹トレーニングです。

○軸を整えるのではなく、“バランスを整える”こと

○固めるのではなく、ゆるめる(筋肉の緊張度が50:50)こと

○柔らかい・弾力性のある・復元力のあるものにすること

こういったことがポイントになります。