今回は膝の痛みの相談。
脚を伸ばしたり、歩いていると膝(お皿の下や内側)が痛くなる。
病院へ行ったが特に関節に異常はないとのこと。
まず立ち方を見てみると、問題が起きている下半身だけでも
・痛みのある方の膝が曲がっていて左右で脚の長さが違って見える
・O脚気味(痛みのある方)
・つま先の向きが左右で違う
・足のアーチが低い(左右とも)
・足の指が曲がっている
・むくみがある
・足の指先が冷たい
など筋肉が緊張して硬くなっていて脚の捻じれや傾き、足部や足の指の崩れが見られました。
上半身を見ても、
・首が前に傾いて、捻じれている
・猫背
・肩を後ろに引いて肩甲骨を寄せている(背中、腰の緊張)
・反り腰
・肩、腰が左右で高さが違う(体幹の捻じれ)
・腕が捻じれて肘がきちんと伸びない
・前腕の捻じれ
・手首の動きが硬い
・手のひらが開かない
・手の指が曲がってきちんと伸ばせない
・手の指先が冷たい
といった感じでやはり筋肉が緊張して硬くなっていて頭部・首、上肢・肩甲帯、体幹のバランスが崩れてしまっていました。
歩き方も見せてもらいましたが、
・脚を前に出して歩いている(踵接地)
・痛みのない方の足が接地した時にふらつく
・痛みのある方の足の接地音が大きい
・腕が振れない
・背筋を真っ直ぐ伸ばしている(やや反り気味)
といった感じでスムーズに歩けているようには見えませんでしたし、痛みのある方の脚への荷重が大きいようでした。
痛みの原因は立ち姿勢が崩れている、スムーズに歩けていないことでした。
歩き方は立ち方が影響しているので、立ち姿勢の崩れを戻すことで歩き方も改善されるのではないかと考えました。
崩れた立ち姿勢を改善するには筋肉の緊張をゆるめることです。
問題は下半身に出ていますが、全身は繋がっているので下半身だけをゆるめても改善は期待できません。
下半身の上には体幹があります。
その体幹には頭部・首、上肢・肩甲帯が乗っていますのでこういった部分の緊張をゆるめてバランスを整えることが体幹、下半身の緊張をゆるめてバランスを整えることに繋がります。
そういったイメージで全身の緊張がゆるむと全身の捻じれや傾きといった崩れが改善され脚をきちんと伸ばしてバランス良く立てるようになりました。
膝の痛みを感じることもありませんでした。
歩いてみても痛みのない方の足が接地した時のふらつきもなくなり、腕も自然に振れていてスムーズにからだが前に進んでいく雰囲気がありました。
歩いても膝の痛みはありませんでした。
関節に異常がないのに膝が痛い、何かをすると痛いという場合は使い方に問題があることが多いです。
そして歩き方に問題がある人は立ち方に問題があることがほとんどです。
まずは二本脚できちんと立てているか?全身の筋肉が弾力があって柔らかいかどうかチェックしてみることです。
緊張している、バランスが崩れているという時は緊張をゆるめて整えてあげることです。
