からだをバランスよく使うとは、全身を均等に使うこと

姿勢の崩れ、からだの痛みや不調、動きの硬さなどの問題の主な原因はからだのバランスの崩れです。

そして、そのバランスの崩れの原因は、“筋肉の緊張のバランスの崩れ”です。

動かすというのは、筋肉を働かせることですが、筋肉が緊張しているというのは、主働筋と拮抗筋をバランス良く使えていないということです。

主働筋と拮抗筋のバランスが取れているから、縮んだ筋肉が元の長さに戻ることができるのですが、緊張した筋肉というのは、元の状態に戻れない、うまく弛緩できていない状態です。

そのような状態になってしまう原因は、どちらかの筋肉を優位に使ってしまっているからです。

バランスの崩れを直すには、全身の筋肉の緊張のバランスを取ることです。そのためには、筋肉の緊張のバランスが取れた状態で動かすということです。

バランスを取るというのは、前・後、左・右、上半身・下半身、屈筋・伸筋といったものを分けて考えるというものではありません。

“全身を均等に使って整える”ことです。

からだは1つです。
パーツが集まって1つのからだになっているのではありません。
「1つのからだの中に上肢・体幹・下肢といったパーツがある」のです。

全身が繋がっているので、上肢だけ、下肢だけ、体幹だけといった一部だけで動くことはありません。

腕を動かしても体幹・下肢も動くし、下肢を動かしても上肢・体幹も動いています。そのように考える・感じて動かし続けることが大事です。

全身の筋肉の緊張が等しい状態で動かしていけばバランスは自然と取れてくる・整ってきます。