ランニング動作に繋げるスクワットのやり方

走る動作でメインとなるのは、股関節の伸展動作(伸筋)です。大腿部は下肢の出力のメインではありません。大腿部の大腿直筋は伸筋の大臀筋に次いで2番目の伝達筋です。

ランニング動作のためのトレーニングとして、スクワットがよく用いられますが、スクワットもやり方が違えばランニング動作には繋がりません。

ランニング動作のためにスクワットを用いる場合、足関節(足首)→膝関節→股関節の連動によって沈み、股関節→膝関節→足関節の連動によって立ち上がることです。

特に立ち上がる時には大臀筋を意識する(メインで使う)ということです。

この下肢の連動した動きで曲げ伸ばし動作が適切に行われることでスムーズな脚の動きができるようになります。

ランニングのためというと、立ち上がりのスピードや一瞬の出力を強調するやり方もありますが、ここでは、そういったことを意識する必要はありません。

意識することは、

○しゃがむ・立ち上がる動作の手順

○しゃがむ・立ち上がる時、屈筋・伸筋は常に50:50で働いていることを感じる

○しゃがむ・立ち上がる動作で動きを止めないで繰り返す

ということです。

下肢の筋肉が常に働き続けることで、そのうち低酸素状態になります。それによって下肢の速筋線維が優位に働くようになり、筋肉が肥大してきます。

これが、補助としての筋トレの目的です。

脚を速く動かすこと、股関節の伸展の出力や方向などは、実際のランニング動作を通して獲得すること、走る動作を取り入れることです。