ボールを投げようとした時に、テイクバックで肘が肩より低いと肘や肩を痛める原因にもなりますので、改善する方が好ましいです。
肘を上げる高さは肩のラインまでで十分です。それより高くしようとすることも肩に負担をかけてしまいます。
肘が肩のラインまで上げられない原因として考えられるのは、
・肩周囲の筋肉の柔軟性の低下
・テイクバックのやり方の問題
が考えられます。
どちらの問題も解決するには、テイクバックの動作・やり方の修正・改善です。
柔軟性に関しては、スムーズなテイクバック動作をすれば筋肉は緊張して硬くなることはありません。適切な投げ方で動かしていれば筋肉の柔軟性の改善が期待できます。(投げ過ぎは厳禁ですが)
テイクバック動作・やり方の修正・改善については、肘の上げ方、腕の上げ方を見直す必要があります。
ボールを持った手を上げるには肘を上げないといけません。肘を楽に上げるには肘関節だけでなく肩・手関節も中間位で働かす必要があります。
テイクバックの肘下がりを修正する運動として、中間位でのアップライトロウイングというエクササイズが有効だと感じます。
やってみるとわかりますが、肘を真上に引き上げようとすると手ではなく、肩が上がってしまいます。
バーベル・ダンベルを上に移動させようとする時の上腕骨の動きが理解できていないときちんと実施できません。
初めから高く上げる必要もありません。動き方・動かし方を掴むことが目的ですので、腕が脱力した状態で動かす感覚を繰り返していけば、徐々に上腕と前腕の連動した動かし方がわかってきます。
脱力した状態で動かしていきますから、肩周囲の筋肉の柔軟性に乏しいケースでも筋肉が柔らかく、柔軟性のあるものになっていきます。
うまくできるようになると、肩よりも低いかな?くらいの感覚でも肩のラインまできちんと上がっているようになります。
脱力した状態でテイクバックできるようになれば、手投げの癖も体幹と連動した投げ方になりますし、リリースの時に大きな力を発揮できるようになります。フォームが安定することでコントロールの改善も期待できます。
からだはどのように動くのか、基本的なことを知っておくとピッチングなどのスポーツ動作にも大いに役立ちます。
