野球は陸上競技とは違ってゴールまで走り切ることはほとんどありません。盗塁で二塁まで全力疾走してしまうとスムーズにスライディングに移ることができません。盗塁に必要なのは完璧な全力疾走ではなく、素早くダッシュして加速し、その後は惰性を生かすことです。それがリラックスです。
リラックスすることでトップスピードを維持することができ、スライディングに入る準備も余裕を持ってすることができます。
盗塁・走塁で速く走るためには、特に最初の3〜6歩が大切です。このステップでスピードに乗らなければいけません。
したがって30m以上を力んで走る練習はほとんど意味がありません。20mあたりでトップスピードに乗れるかどうかです。そういったスピードが要求されます。
走塁では、二塁からホーム、一塁からホームのような長い距離を走りますが、その時も同様です。足がもつれてしまうシーンを見かけますが、速く走ろうと脚を動かし過ぎることが原因です。速く走るためにはストライドを広げて、歩数をできるだけ少なくするというのが基本です。1歩でも少ない歩数で走ることが速く走る、スピードを上げるポイントです。歩数を増やすことは力やエネルギーを無駄に使ってしまいます。いかにリラックスしてスピードに乗るか、そして歩数を少なくするか、そういったランニングテクニック・走り方を習得する必要があります。
