立ち上がる時に膝の関節が鳴って痛い。改善するにはどうすればいい?

今回はイスから立ち上がる時に膝の関節が鳴って痛いという相談が来ました。
骨などには異常はなく、立ち上がる動作の時だけ痛いとのこと。

まずは立ち姿勢をチェックしてみると、
・全身の筋肉が緊張している
・首が前に倒れ、捻じれている
・肩が上がっている、後ろに引いている(肩甲骨を寄せている)
・猫背
・巻き肩気味
・腕が捻じれていて肘がきちんと伸ばせない
・手首の動きが硬い
・手の指がきちんと伸びない(手のひらが狭く、開かない)
・肩、腰が左右で高さが違う(体幹の捻じれ)
・O脚気味
・膝が曲がってきちんと伸ばせない
・お尻が垂れている
・ふくらはぎがパンパンに張っている(足首の動きが硬い)
・足のアーチが低下している
・足の指が曲がってきちんと伸ばせない
といったように全身にバランスの崩れが見られました。

次にイスからの立ち上がり動作を見せてもらいましたが、足で踏ん張って太もも、お尻、上体を持ち上げるような立ち方になっていました。

今回の問題の原因は、
①脚が捻じれている
②立ち上がりの動作の手順、やり方に問題がある
ことで膝の関節が綺麗に滑らず、音が鳴ったり痛みが起きたと考えられます。
傾きや捻じれといった全身のバランスの崩れを戻し、立ち上がり動作のやり方を直せば音の問題も痛みの問題も解決されるはずです。

そこで全身の緊張をゆるめてみると、首や上肢、肩甲帯、体幹、下肢の捻じれや傾き、足部や足の指の崩れも戻って二本脚でバランス良く立てるようになりました。
立っていても膝に痛みや違和感はなかったようでした。

そして、イスからの立ち上がり動作の修正も行いました。
股関節→膝→足首の順に伸ばすように手順を直すと音も鳴らず、痛みもなく楽に立てるようになりました。
トレーニング前までは大変だった立ち上がる動作がほとんど力を入れずに簡単にできてしまって困惑しているようでしたが、問題が無事に解決されました。

骨に異常がないということは立ち方や立ち上がり方といった動作、使い方に問題があるということです。
使い方の問題であれば解決するには使い方を直すだけですから、それほど難しいことをする必要もありません。