身体操作トレーニングとは、“自分のからだを思い通りにコントロールするためのトレーニング”です。
自分のからだをコントロールするというのを、調整力(調整する能力)と言います。
その動作に必要な効率の良い身のこなしをできるようにするトレーニングということです。
投げる・打つ・走るといった動作の“動きづくり”、技術練習に当たります。
この調整力を高めることが技術を磨くことになり、“上手くなる”・“できるようになる”のです。
調整力のトレーニングには、1つの動作を習得するのに、できるようになるまで同じ動作を繰り返したり、簡単な動作から始めて、徐々に難しい動きに移行しながらできるということを身につけたり、動作スピードもできるスピードからスタートし、徐々にできる動作スピードを上げていったりする方法があります。(コーディネーショントレーニング)
からだや四肢をどのように動かすのか、脳が命令し、その命令を体幹や四肢が受け取って反応し、動作として現れる。脳の命令とその伝達と反応のスピードにあるという考え方です。
“動きづくり”はこれにあたります。何度も同じことを繰り返すことで動きをスムーズにして、その動作を身につけさせようとするものです。
これとは違った考え方のトレーニングもあります。ヒトの動きには脳が関与しないこともあるという考え方です。競技によっては「予測できない不意の動き」というものもあります。習慣化されていない動きを求められる状況でどのようにからだを反応させるかという能力を向上させることが目的になります。(コオーディネーショントレーニング)
身体操作トレーニングに限らず、どんなトレーニング・練習にしても、「これが絶対だ」というものはありません。
練習・トレーニングをやっているのに結果が見られないということは目的と方法が合っていないことが考えられます。
誰か(トップアスリート)がやっているから同じことをするのではなく、自分の課題・目的に合致したことをすれば、必ず成果は見られます。
