扁平足・外反母趾と股関節・膝・足首の捻じれは関連している

扁平足や外反母趾の相談はよく来ます。

靴にインソールを入れたり、5本指ソックスを履いたり、問題の箇所にアプローチする方法がよく見られますが、相談に来る人のほとんどがそれで改善が見られないというものです。

それは、足部・足趾(足の指)の問題はその部分だけの崩れが原因ではないからです。

足のアーチや足趾に問題がある人の脚全体を見てみると、股関節や膝・足首に捻じれがあるケースがほとんどです。

扁平足や外反母趾があれば、その脚は3点支持できちんと支えられません。3点支持が確保できないことで、扁平足や外反母趾になったりするのです。

3点支持で体重を支えていることで、股関節・膝・足首が中間位で体重を支持することができます。外反母趾があれば3点支持で支えられないので、下肢の中間位が崩れてしまいます。

そうなると、足首・膝・股関節も捻れてしまいます。下肢に問題・捻じれがあれば、中間位で立てないので、局所にストレスが蓄積することになります。そのような状態の脚の筋肉は緊張で硬くなっています。

結局、足部・足趾(足の指)に問題があれば、股関節・膝・足首も見てみる、問題があれば中間位に戻すことです。

股関節の捻じれを解決するには、体幹の状態をチェックすることも外せません。体幹の捻じれは股関節の捻じれにも繋がります。体幹の崩れは上肢(腕)・肩甲帯(鎖骨・肩甲骨・上腕骨)のバランス、頭部・首のバランスが整っているかどうかも考慮しないといけません。

それらが整っていても足部や足趾の崩れが直らない時にはじめて足部・足趾にアプローチすることを考えます。

余程のことがない限り、足部・足趾にアプローチしなくても他の部分のバランスの崩れを直すだけでたいぶ状態は良くなると考えられます。