呼吸の乱れはからだのバランスの崩れと考えられます。実際、からだの痛みや不調を抱えている人の多くは十分な呼吸ができていません。
呼吸を整える、十分な呼吸ができるようにすることはからだの緊張をゆるめ、バランスを整えることにも繋がります。
特に大事なのが、“鼻呼吸”です。からだのバランスが崩れている人は鼻が詰まっているなど通りが悪いため鼻で呼吸できません。口での呼吸が習慣になっています。
口呼吸では十分な酸素を取り入れることができないため、酸素不足になって頭痛などの不調を招く可能性があります。また、脳の熱をうまく取ることができず、頭が重く感じるなどの不調が起きます。
鼻呼吸がきちんとできるようにするには、顔面の崩れ(鼻・鼻筋が曲がっている)を整える、鼻筋をきちんと通すことです。
そして、呼吸の仕方も大切です。鼻呼吸というと、鼻の穴を空気が出入りするくらいのイメージを持っている人も多いと思いますが、それでは不十分です。
鼻の穴からの空気の通り道は、額→鼻の横→頬骨→上顎骨へと洞窟のように広がっています。それが鼻腔と呼ばれるものです。
呼吸をする時は、この鼻腔全体も使って行う必要があります。しかし、ほとんどの人は呼吸の時にこの空間全体を意識して行われていません。
鼻腔を意識した呼吸をすると、頭の緊張がゆるみ、首から上の緊張がゆるみます。
・目がよく開く
・頭がスッキリする
・首が軽くなる
・首から下も軽くなる
といった変化を感じることができます。
鼻呼吸はどこでもできる簡単な運動です。そして、鼻呼吸をすることの気持ち良さを体感すると、徐々に意識しなくても自然に鼻呼吸をするようになり、緊張のない、ゆるんだ状態を維持できるようになります。
