筋肉の仕事は収縮することだけです。自ら伸びることはできません。
元に戻る時は、収縮した筋肉(主働筋)に反対側でサポートして伸ばされる拮抗筋が、今度は入れ替わって主働筋となって働くことで戻ることができます。力を抜いても筋肉の長さは戻りません。
関節には主働筋と拮抗筋がセットで設置されています。
拮抗筋が主働筋として働かなければ関節も元には戻らないということです。
主働筋と拮抗筋のバランスが崩れると収縮した筋肉は戻らなくなり、主働筋は縮んだままで拮抗筋は伸ばされたままの状態になります。すると、筋肉は硬くなり、弾力性も柔軟性も低下してしまいます。そうなれば関節の動きもスムーズさがなくなったり、制限がかかってしまいます。
主働筋と拮抗筋のバランスの崩れは、からだのバランスを崩すことにもなります。
からだのバランスを崩さないためには、主働筋と拮抗筋と区別して動かさないことです。
つまり、中間位・中間姿勢でからだを動かすこと、からだの前面・後面を50:50で使う、主働筋と拮抗筋を50:50のバランスで使うことです。
そうすれば、主働筋を使い過ぎて縮んで戻らなくなったり、どこかの筋肉だけを使い過ぎることもないので、筋肉はいつも50:50の状態で使われます。
そのような使い方をすれば、筋肉痛が出ることもないでしょうし、筋肉が縮んで硬くなることもなく、いつも弾力のある柔らかい筋肉の状態を維持しているはずです。
