今回は背中が痛い、腕から指先にかけて痺れるような痛みについての相談。
特に組織に異常は見当たらないが、原因がわからずずっと痛みが続いていて悩んでいるとのこと。
日常生活で手・指を使うことが多い(書類作成、家事など)、車を長時間運転しても痺れるような痛みが起きる。
まず立ち方など、からだの状態をチェックしてみると、
・頭・首が前に傾き、捻じれている(首、首筋の緊張)
・体幹が傾いている(猫背、反り腰気味)
・体幹が捻じれている(肩、腰が左右で高さが違う)
・腕が捻じれている(上腕の緊張、肘がきちんと伸びない)
・巻き肩気味
・肩の位置が自然な位置からズレている(上がっている、後ろに引いている)
・X脚気味
・扁平足
・外反母趾
・首こり、肩こりがひどい
・背中、腰が常に張っている
・浮腫みがある
・手足の指先が冷たい
・呼吸が浅い(たくさん吸おうとすると咳込む)
など全身に崩れ、筋肉の緊張が見られました。
問題の原因は全身が崩れ、筋肉が緊張してしまっていることです。
特に胸の筋肉(小胸筋)が緊張し、鎖骨・肩甲骨が本来の位置からズレてしまい首から腕にかけて走っている神経を鎖骨が圧迫してしまっていることで痺れるような痛みが起きていると考えられます。
問題を解決するには全身の崩れを整え、筋肉の緊張をゆるめて鎖骨・肩甲骨を本来の位置に戻して圧迫を解除することです。
実際に、
⚪︎小胸筋の緊張をゆるめる
⚪︎首を整える
⚪︎脊柱周囲の緊張をゆるめる
⚪︎肩甲帯(鎖骨、肩甲骨、上腕骨)を整える
⚪︎下肢を整える
⚪︎足部・足の指を整える
⚪︎リンパ、血液の循環を戻す(ポンプ運動)
といったことで全身を整え、緊張をゆるめてみると背中から腕の痺れる痛みの軽減が見られました。
その後も定期的にからだを整えることで痛みは徐々に改善し、現在では日常生活の中で痛みを感じることもほぼなくなったそうです。
異常がないのに痛みが起きるということはからだが崩れてしまっているということです。
特に左右の腕のアンバランスな使い方は体幹の崩れを招き、首や背中、腰だけでなく下肢、足部・足の指、リンパや血液の循環、呼吸などいろいろなところの崩れを引き起こすこともあります。
崩れた状態をそのままにするのではなく、本来の状態に整えてあげる、アフターケアをすることはとても大事です。
