日常で手を使う時に手のひらを下に向けて使うことがほとんどです。手のひらを下に向けることで手や指が動かしやすくなると考えられます。
しかし、手を使い過ぎると腕がだるくなるだけでは済みません。
右利きの人で例えると、
右の手のひらを下に向けて使う→肘が曲がる→右の肩が前方へ出る・右肩が上がる→頭が右に傾く→胸椎は左側に傾く→骨盤の左側が高くなる・右側は低くなる→左の下肢が短くなる・右側は長くなる
といったように、腕の捻じれは全身に影響が及びます。
全身の崩れを直すために腕の捻じれを解除することはとても大事になってきます。
腕の捻じれ(内旋)を引き出している筋肉には、
・広背筋
・肩甲下筋
・小胸筋
・大胸筋
・三角筋
・大円筋
が考えられます。
他にも、肩甲骨の位置を変える、
・鎖骨下筋
・前鋸筋
が緊張して硬くなっている可能性も考えられます。
これだけの筋肉の緊張のバランスの崩れが腕の捻じれの原因として考えられます。
これらの筋肉は関連しているので、全てをゆるめる必要があります。
そのためには、肩甲帯(鎖骨・肩甲骨・上腕骨)のバランスを整えることが必要です。
肩甲帯のバランスを整えるための効果的な方法は、“肩を上下に動かす”ことです。
肩の上下運動は体幹の筋肉を一番たくさん使う運動であり、腕の筋肉も一緒に働く運動です。たくさんの筋肉を一緒に使うことで緊張している筋肉はゆるみ、弛んでしまっている筋肉はきちんと働くようになります。
これによって腕・肩甲帯の位置を本来の位置に戻すことができます。
腕・肩甲帯のバランスが整えば、頭部・首、体幹、下肢のバランスも整い、崩れを直すことができます。
