首・肩・腰・膝などからだのどこかに痛みや不調がある人の多くは、きちんと立てません。立てないので歩くことが難しくなり、いつしか歩くことも断念し、立たなくなっていきます。
問題が起きるのは、アクシデント以外では、動かさない・動かし過ぎる・動かし方が間違っていることが原因として考えられます。
それによって筋肉の動きが制限され、硬くなってしまうことが問題です。静脈やリンパの流れが制限されると、からだの中にできた老廃物を排出できなくなり、浮腫見に繋がります。
それを解決するには、基本である、きちんと立つことができることだと考えます。きちんと立つというのは中間姿勢で立つということです。
中間姿勢とは、全てが中間の状態であり、バランスが取れた状態です。
・体幹が中間位(曲げ過ぎでも反らし過ぎでもない、伸ばし過ぎでも縮み過ぎでもない、前に行き過ぎでも後ろに行き過ぎでもない)で立っている
・肩(肩甲窩)から上腕骨が鉛直にぶら下がっている
・その体幹と上肢を中間位の脚が支えている
姿勢です。
首の前面と後面、体幹の前面と後面、骨盤の前面と後面、大腿部の前面と後面、下腿部の前面と後面の筋肉の緊張状態が50:50の中間状態です。
特に問題は、上肢が中間位でぶら下がっているかどうかです。
上肢が中間位でぶら下がっていないということは、緊張しているということで、上肢のバランスの崩れは肩甲帯(鎖骨・肩甲骨・上腕骨)のバランスの崩れを招き、体幹の崩れに繋がり、体幹・上肢を支えている下肢のバランスの崩れにも繋がります。
上肢の中間位のポジションを取り戻し、中間位・中間姿勢で立つことから始めます。
