中間位・中間姿勢を理解することの大切さ

中間姿勢は自然な姿勢と考えます。からだの前と後ろの筋肉の緊張度のバランスが50:50で取れている、すなわち、どちらも緊張していない状態です。

からだが硬い、動きが悪い人は、バランスが崩れた状態、前後や左右の動きの差がある状態でからだを動かしている、その歪みが出ていると考えられます。

崩れたバランスを整えるには、その前後や左右の動き、回旋を整える必要があります。硬い方・やりにくい方だけを動かしても変わりはありません。どちらも同じように動かすことです。どちらの動きもやりやすい環境・条件を揃えて、それを脳にインプットする。それが中間姿勢と考えます。

いつもやりやすい方の動きばかりやっていると、それがからだのバランスを崩し、傾きや捻じれとなって定着してしまいます。

崩れた動きを元の正常な・自然な動きに戻す、脳が覚えてしまった間違った動きを修正・再教育するということです。

からだを動かす時に、主働筋が働いている時には拮抗筋は休んでいると考えてしまう人もいますが、拮抗筋は共に働いている、主働筋をサポートして、常にバランスをとっていると考えます。

なので、中間姿勢においても主働筋と拮抗筋は50:50のバランスで働いていると考えます。

立っている時だけでなく、動く時も主働筋と拮抗筋が50:50のバランスで働くということです。こういう関係だと、からだのどこかを使い過ぎたりということはありません。からだは全身が繋がっているということを自覚・認識することができます。

この50:50のバランスが取れれば、立つことも立ち続けることも、歩く、階段の昇り降りといった移動も楽になると考えられます。

トレーニングでも、からだの一部を動かす時でも、中間姿勢・全身の繋がりを感じられるように行えば、少ない種目で集中してできるので効果的に行えるのではないかと考えられます。