からだを整えるための考え方-動かして感じる

からだの痛みや不調は全身の筋肉の緊張のバランスが崩れていることが原因であることが多い。それによってからだのバランスが崩れ、からだが捻じれたり傾いてしまいます。全身の筋肉の緊張のバランスが崩れることが、からだを適切に動かせない原因です。

筋肉が動く、主働筋・拮抗筋がバランスよく動かなければ、からだのバランスが崩れてしまいます。

からだを動かすためには筋肉を動かさないといけません。そのためには筋肉を緊張させる(収縮したり伸張したり)必要があります。そして緊張した後は元の状態に戻るために弛緩が必要です。

筋肉の緊張のバランスが崩れるというのは、元の状態に戻れない、主働筋・拮抗筋のバランスが崩れているということ、どちらかを優位に使ってしまっているということです。

崩れてしまったバランスを戻すためには、筋肉の緊張を一定にしてゆっくり動かすというやり方があります。全身の筋肉を動かすということです。からだは繋がっている、動かすというのは全身が動くということを思い出す・認識することです。繋がりというのは上肢・体幹・下肢といったからだのパーツだけでなく、皮膚・筋膜・筋肉といった組織の繋がりもです。からだを動かす時に、どれかだけが動く・動かないということはありません。からだが繋がっているという意識を忘れて動かすと、全身の筋肉の緊張のバランスは崩れてしまいます。

筋肉の緊張が中間(どちらかを優位にしない、真ん中)の状態で動かすから緊張のバランスが整うのです。

動かしている時に、緊張が等しいか、中間位で動けているか、動いているかを感じながら動かす・意識する・感じることで、筋の緊張のバランスが整ってきます。

感じるのは、触覚・筋感覚・関節の動き・皮膚の動きなどを感じる固有受容器です。これが適切に働かないと何をしても十分な反応を引き出すことはできません。

筋肉の緊張が整っていることを感じて・意識して動かすことがバランスが整うということを現実化するということです。