走る時に、膝を上げる・腿を上げる、下腿を振り出す・振り下ろす・、地面を叩く・蹴り上げるなどいろんな動きを強調したものがたくさんあります。
これをドリルと言って、動きを習慣にして脳は覚える・記憶しますが、膝や足首をどう使うかということが多く、股関節を曲げる(屈曲)・伸ばす(伸展)動きについては、あまり強調されません。
本来は、脚(膝)を上げる、後方に蹴り出すというのは股関節の屈曲・伸展を言います。
そして前方への推進力は、膝を高く上げる(股関節の屈曲)ことではなくら下方・後方への伸展によるものです。
膝にしても足首にしても、その動きの根本は股関節であり、一番重要な股関節の動きが適切に行われていないと、下肢の適切な動きはできなくなってしまいます。
言い換えれば、股関節が適切に動けば、膝や足首の動きはついてくる・股関節の動きに従うということです。
膝や下腿の動きが目立つことがあれば、股関節を適切に使っていない・効率の悪い動きをしているといことです。
下肢の動きをコントロールの中心は股関節の屈曲・伸展でありら膝の動きや下腿の動きをいくら一生懸命に動かしても下肢の適切な動きにはなりません。
股関節のうごきが下肢の動きの質を握っています。
脚・大腿部・膝を前に持ってくるのは股関節の屈曲の動きであり、脚を後方に持っていくのが股関節の伸展の動きです。
前方への移動の始まりは、股関節の伸展からで、片脚が伸展するから反対の脚が屈曲して前に出て進むのです。
この股関節の屈曲・伸展の動きが交互に繰り返され、この動きが適切に行われなければなりません。
股関節の伸展・屈曲をしている主要な筋肉は、伸展が大臀筋で屈曲が腸腰筋です。
この2つの動きが下肢の動きの鍵を握っています。
