今回は長引く咳についての相談が寄せられました。
インフルエンザと新型ウイルスの検査をしたがどちらも陰性。
それなのに咳が止まらない、息が苦しい感じがあるとのこと。
検査しても異常がないということは呼吸器がきちんと機能できていないと考えられます。
からだの状態をチェックしてみると、
・頭皮が硬い
・鼻が詰まり気味(息が吸えない)
・耳が硬い
・口が開けにくい、左右に動かすと音が鳴る
・首が前に倒れ、捻じれている(首が緊張)
・猫背(胸、背中が緊張)
・肩が上がっている、後ろに引いている(首、背中、腰が緊張)
・巻き肩気味(胸、肩、首が緊張)
・腕が捻じれて肘がきちんと伸ばせない(前腕、上腕、肩、首が緊張)
・肩、腰が左右で高さが違う(体幹の捻じれ)
・反り腰(腰が緊張)
・お腹が張っている
・O脚気味(お尻、太ももが緊張)
・ふくらはぎが浮腫んでいる
・足のアーチの低下
・足の指がきちんと伸ばせない(足の指が緊張)
・手足の指先が冷たい
など全身に緊張、傾きや捻じれといったバランスの崩れが見られました。
全身のバランスが崩れていれば呼吸器もきちんと機能しないのは当然のことなので、まずはバランスの崩れを戻してみました。
呼吸もそうですが、浮腫みや手足の指先の冷え(血行不良)が気になったので循環を改善してみると咳込む頻度が減りました。
肩甲帯(鎖骨・肩甲骨・上腕骨)、腕の緊張をゆるめると首や頭の緊張もゆるんで鼻が通り、息を吸いやすくなりました。
頭部・首、肩甲帯、腕、下肢、足部・足の指の緊張、バランスの崩れが直ると体幹の傾きや捻じれといった崩れも直りました。
肋骨も動くようになり、呼吸も十分にできるようになりました。
全身が整うと咳込むことがなくなり、ひとまず問題は改善されました。
その後もバランスが崩れると咳込むことはありましたが、頻度はかなり減りました。
その後、数回のからだの調整で咳が出なくなり、息苦しさも改善されました。
どこも異常がない普通の(健康な)状態であれば呼吸器もきちんと機能するはずなので咳こむこともないはずです。
まず元に戻してみるという発想が問題を解決する上で大事な考え方です。
