頭部・頸部の崩れも全身に影響し、バランスを崩すことが考えられます。
首を整えることは背骨で繋がっている胸椎・腰椎を整え、体幹を整えることができます。
さらに体幹を支えている下肢を整えることにもなります。
そのために、
・頭蓋骨と第1頸椎の関節の動きを良くする
・第1頸椎と第2頸椎の動きを良くする
ことを考えます。
これらの関節面の滑りを良くするということです。
頭蓋骨と第1頸椎のところでは、頭蓋骨を第1頸椎の上でよく滑らせて、屈曲・伸展・側屈・回旋といった動作がスムーズに行えるようにします。
第1頸椎と第2頸椎のところでは第1頸椎が第2頸椎の上をよく滑るようにして屈曲・伸展・側屈・回旋の動きがスムーズに行えるようにします。
その部分の動きが良くなれば、その下の部分(第3〜第7頸椎)の動きも良くしていきます。屈曲・伸展動作では第6・7頸椎はほとんど動かないので第5までの動きを考えます。
手の指で皮膚を下に移動させながら頸椎を伸展させ、皮膚を下から上に移動させて屈曲させるとスムーズに動かすことができます。
頭部・頸部を整えることは、体幹・上肢を整えることにも関係しますので、体幹・上肢の崩れは頭部・頸部を整えることからスタートするのも1つの考え方です。
また、腰や骨盤、下肢の崩れの問題も体幹・上肢の崩れから来ていることも考えられ、結局、頭部・頸椎の崩れも影響していると考えられます。
