“できない”のはからだが硬いからでも筋力が弱いからでもない

「○○してください」も言われて、すぐにできる人もいますが、それができないという人も多いのではないでしょうか。
できない理由はからだが硬い、筋力が弱いなどいろんなことを言われます。
できない人からすればそうなのかもしれないと思ってしまいがちですが、本やネットの動画を見るだけで簡単にできるなら自分でやっています。

実際の指導では、
・エクササイズの目的(何のためにやるのか)
・どういう手順で動かすのか
を説明したり模範を見せたりします。
説明を聞いたりどのようにやるかを見ただけではうまくできない人もいます。
しかし、きちんと教えればできるようになります。
からだが硬いからでも筋力が弱いからでもありません。
できないのにも原因があるからです。

できないことの原因は、
○やり方、動き方が理解できていない
○そのやり方、動かし方に無理がある
○そのやり方、動きができる身体的能力がない
○そもそもやる気がない(意欲がない)
このどれかです。

1番重要なことは“動きの手順・動かし方”です。
どんなにからだが柔らかくても手順・動かし方を間違えると動きが途中で止まってしまいます。
からだを動かすには、ほぼ全ての動きがいくつもの関節が連動した動きで行っています。
連動した関節の動かす手順を間違えれば、当然途中で動かしにくくなったり、ぎこちない動きになってしまい、動作をきちんと完了できません。

できないのは、「できないように動かしている」からです。
からだが硬いのも「硬くなるように動かしている」からです。
結果は正しい、嘘はついていないのです。

できないやり方・動き方は、苦痛に感じるはずです。
逆に上手くやれることは、楽に簡単にできるはずです。
だから、何が楽でないのか、何が不快なのかを見つける必要があります。

できないとできるまで繰り返せばできるようになると言われますが、できないことを繰り返してもできるようにはなりません。
それは正しい結果、間違いのない結果です。

ヒトのからだは、筋肉が動いて関節が動きます。正常に筋肉を働かせる・動かせば正常に関節は動くはずです。
筋肉を無理に動かせば、関節は無理な動きをするはずです。
それは不自然な動きなので無理・できない・難しいと感じてしまいます。
そのような刺激はからだは拒否する・防御反応を示すはずです。

基本的には無理のないように動かしているかということになります。
どこの関節はどのようにしか動かない・動かせない、どの程度しか動かない・動かせないというものがあります。

また運動やエクササイズを行うには、全身の関節がどのような動きをする時にはどういった順序で連動して動くのか、すなわち、どこの筋肉が最初に働いて、次にどこの筋肉が働くのかという筋肉の繋がりも理解しておく必要があります。
※適切な手順で動かすことで流れるようなスムーズな動きになります。カクカクした動きは順番に動かしているだけで連動した動きではありません。

こういった基本的なことがわからなければ、無理なくスムーズに動かすことはできません。