“○○をすれば良いか?”ではなく、“○○にはこれが効果的”ということを考える

「これをすれば肩こりが良くなるとかないですか?」、「腰痛ですが何をすれば良くなりますか?」、「膝が痛いんですが、歩いて脚の筋肉を鍛えた方がいいですか?」といった相談をされることがあります。

一般の方は何か魔法みたいな方法があると考えがちですが、痛みや不調を直すにも目的があって、方法・手段があります。

まず最初に目的を明確に設定する必要があります。
そこから目的を達成するための方法を考えるというのが基本的な手順です。

「これをすれば○○に効果があります」というのは目的が明確ではなく、方法が先に来てしまっています。
何のためにやっているのかという目的がないから当然、結果も良くなりません。

目的を達成するには、その障害となっていることを考える必要があります。
その障害を取り除くためにどうすればいいのかを考えないといけないということです。

だから、その障害・問題を明確に探り出し、どうすればそれが解決できるかということが出発点です。

1人1人目的が違いますから、その人に合った適切な方法があります。
そのためには多くの知識や経験から探り出さなくてはいけません。
その引き出しが少なければ、どうしたら良いのかわからないので適当なことをやってしまいます。

引き出しを増やすにはたくさんの知識・技術・テクニックを学ぶ必要があります。
時間が必要です。
そういったことから、一般の方の場合はうまくいかない時にそういった引き出しをたくさん持った専門的な人に相談して、自分の課題を解決する、目的を達成するための適切な方法を教わるのが早い、近道になります。

引き出しを多く持っているかどうかは痛みやからだの問題を相談したときに「〇〇をしましょう」と言う人か、「何をすると痛いですか?仕事は?趣味は?」など日常生活動作や趣味など痛みと全く関係ないようなことを尋ねるかどうかで判断することができるでしょう。