投球障害の原因について見てきましたが、今度は投球障害の防止についてまとめてみたいと思います。
1.選手の体力に合わせた練習・トレーニングをする
○硬式のボールを扱えるだけの力や基礎的な筋力を養成する○練習や試合を余裕をもってやれるだけのスタミナを養う(練習に余裕が持てるだけのスタミナを養成する)○基本的な柔軟性を獲得する(肩・腰・股関節などの柔軟性を正常な範囲で獲得する)
2.選手の体格を考えて練習やトレーニングをする
体格とは、身長と体重です。選手のからだがまだ発育・発達の段階にあるのか、もう成長・発達が終わっている段階なのかということです。成長過程にあるらということは、特に骨・関節に対する過剰なストレスは問題になります。練習やトレーニングの内容、質と量のバランスをよく考える必要が出てきます。
3.練習とトレーニングの違いをきちんと理解する
練習は技術の習得が目的で、トレーニングは体力のレベルアップが目的です。したがって練習もトレーニングも同等に重要であり、どちらか極端に偏った取り組みは問題です。体力があってこそ練習が十分にできます。体力がなければ技術の習得も遅くなってしまいます。逆にトレーニングばかりに偏ってしまうと、からだは大きくなっても野球そのものはうまくなりません。投球障害を防ぐには練習とトレーニングの割合とその配分を考えることです。どちらも目一杯やるとオーバーワークに陥ってしまいます。
4.適切なフォームで投げる
からだのメカニズムに逆らった動きにならないように、自然でスムーズな動きで投げられることです。そのためにはからだの使い方のトレーニングが必要です。下半身→体幹→上肢という順に順序良く連動した動きを習得することです。
5.休養を十分にとる
トレーニング効果・練習効果を引き出すために休養を十分にとることです。筋肉を発達させる、からだを強くするには疲労を回復すること、休養も大事です。
6.栄養
強い骨や筋肉を作ることが投球障害を防ぐ1つのポイントにもなります。骨や筋肉を作る材料がなければ強いからだを作ることはできません。また、質の良い材料でなくてはいけません。空腹を満たすどけの食事、好きなものだけを摂るだけでは疲労回復にも影響します。
