健康を保つためにお風呂でからだを温めることは大切です

健康なからだを保つためには体温を維持する・上げることが大切です。

首・肩・腰・膝などに痛みがある方(骨などの組織に異常はない)を多く見てきましたが、体温が平熱より低い(35℃台、中には34℃台の方も)という方がほとんどでした。

そういった方でもからだを温める・体温を上げるようなことをすると不調が改善されるといったケースも見られました。

なぜ体温を上げる・からだを温めることを勧めるかというと、血流が良くなるということはもちろんですが、熱というショックを受けて細胞から作られるタンパク質「HSP(ヒートショックプロテイン)」が様々な病気やストレス障害からからだを守るという原理があるからです。

私達のからだは細胞の集合体です。からだを温めるのはその細胞を元気にするためです。温度も41℃くらいが適応で焼けるような熱さは必要ありません。

細胞のほとんどはタンパク質でできています。ストレスを受けると細胞の中のタンパクが傷害され、タンパクの構造が異常になってしまいます。

温めることで、

・異常になったタンパクを修復し、細胞を強化する

・いろんな傷害が修復され、細胞が強くなる

・体温が上がる

・エンドルフィンが誘導される(痛みが緩和される)

・老化を予防する

ことが期待できます。

自分でできるからだを温める方法の1つがお風呂です。

やり方としては、

・入浴前後に水分補給をする(500mlを目安に)

・お湯の温度は40〜41℃ ※高齢の方・疾患をお持ちの方は“半身浴”でみぞおちから下を加温することをお勧めします

・10分程度 ※長いと感じた場合は立ったり、洗い場に出たりしながら、合計で10分ほど浸かる

・体温37℃を目指す(舌下温なら38℃) ※お風呂に体温計を持ち込む

・週に2回から

・お風呂から出たら冷やさないよう10〜15分保温する ※夏場はクーラーや扇風機にあたらず保温し、汗を出す。その後はクーラーなどもO.K

低体温の方は週に2回ではなく、2週間ほど毎日お風呂で加温するようにしましょう。最初は40〜41℃で慣れたら42℃で10分を目標に加温します。毎日体温を測定していると少しずつ体温が上がっていくのがわかります。実際にアドバイスした方でも10日ほどで体温が上がり、35℃台だった体温が平熱(36.5℃)まで上がるといった成果が見られました。それだけでなく関節の痛みの軽減といった効果も見られました。