動きが悪いところを動くようにするにはどうすればいいか

からだが硬い・動かしにくい・思うように動かないところを動くようにするための基本的な考え方は、動くように・動けるように動かすことです。

硬くなった筋肉を柔らかくするためにストレッチングで頑張って伸ばすというのが一般的ですが、筋肉は伸ばすと逆に縮んでしまいます。(伸張反射)

筋肉は収縮-弛緩をする組織です。硬くなっているということは収縮したまま弛緩していない、元の長さに戻らなくなってしまったということです。

硬くなった筋肉を柔らかい・弾力のある・復元力のある状態に戻すためには、頑張らないで“いい加減”で動かすことです。

いい加減には大雑把というような意味もありますが、もう1つは「丁度良い程度」という意味もあります。

硬くなって動かない・動かしにくいところを“丁度良い程度”で動かす・動かしてあげることです。この丁度良いを超えて動かそうとすることが改善しない原因です。

大きく・強く動かすことよりも「小さく・弱く動かす」ことの方が感受性も高まりますし、からだの変化も大きくなります。

気持ち良く動かせる・動く範囲で動かしてあげれば、からだはその動きを受け入れます。からだは素直に反応します。不快な刺激を与えれば、その刺激に対して拒否反応を示します。動かしにくくなったり、動かなくなったりといった反応です。

「ここまでいかないといけない」、「このようにやらなければらならない」と考えることがからだを緊張させてしまいます。

楽に、軽く気持ち良く、“いい加減”で動かすことです。そうすればからだを整います。