上肢を動かしてからだを整える

前回は上肢と首・体幹・下肢の繋がりから、上肢の捻じれが全身のバランスを崩れを招くおそれがあると書きましたが、上肢のバランスを整えることで首・体幹のバランスを整え、下肢のバランスを整えることもできます。

上肢のバランスが崩れているということは、中間位から外れてしまっているということなので、中間位で上肢を動かせば良いということです。

中間位は、筋肉が一番緩んだポジションですから、緩んだポジションで筋肉を動かせば、筋肉が緩んだ状態で動かすことになるので、結果として筋肉は緩んだ状態になります。

上肢を整える運動としては、肘の曲げ伸ばしを繰り返すことも1つの有効なやり方です。
肘は上肢の中間にありますので、上腕と前腕の筋肉が関係しています。
上腕の筋肉は肘だけでなく肩関節にも関係しています。
前腕の筋肉も肘だけでなく、手関節にも関係しています。
そういったことからも肘関節を中間位で動かすことは、肩関節と手関節も中間位で働かせることになり、上肢が整えることができます。

上肢のバランスを整えて肩甲帯のバランスも整ったら、以前書いた肩甲帯を中間位で挙上する運動をプラスすることも体幹を整えるのに有効です。