肩甲帯の挙上で体幹の筋肉をバランスよく動かそう

肩甲帯の挙上(上げる)をすると体幹のほとんどの筋肉が協働で働くことになります。からだの前面と後面の筋肉が協働で働くようにするためには、肩甲帯を中間位で動かすこと、肩甲帯を動かすための中心である上腕骨を肩甲骨から鉛直にぶら下げた状態(中間位)で動かすことです。

上腕骨が中間位で鉛直に垂れる状態が、肩甲帯が中間位の状態であり、鎖骨側(からだの前面)と肩甲骨側(からだの後面)の筋肉の緊張度が50:50のバランスになります。

上腕骨を中間位に保持できれば、鎖骨側と肩甲骨側の筋肉は緊張が取れた50:50の状態になるので、肩甲帯の挙上も自然に高くなり、背中や腰部、腹部、腹斜筋なども協働で働くようになります。

肩甲帯を挙上することで協働して働く筋肉は、前面は胸鎖乳突筋・鎖骨下筋・小胸筋・大胸筋・前鋸筋・外腹斜筋です。後面は僧帽筋・肩甲挙筋・小菱形筋・大菱形筋・広背筋です。

これだけ多くの筋肉が協働して連動して働けば、体幹と肩甲帯のバランスが整います。体幹と肩甲帯のバランスが整えば上肢のバランスも取れ、さらに下肢のバランスも整うようになり、からだが整うことになります。