今回のテーマは「痛みを取り除く 〜肩〜」
・バランスの崩れは中間位で動いていないから
肩に限らず、からだのどこかに痛みや不調があるということはバランスが崩れているから。結果は正しいので中間位から崩れてしまったということは中間位で動いていないから。
中間位で動けば中間位にしかならない。
・中間位である根拠は?
日頃の指導の中で上肢の緊張、肩甲帯のバランスが崩れているために全身が崩れて動きが悪い、痛みや不快感があるというケースで中間位に戻すために行っているが思ったような成果が見られないテクニックをチェックしていただいた。
アプローチどうこうの前にそもそも何をもって中間位のポジションがとれている・動かせているのかというものが自分の中に明確な根拠がないのがうまくいかなかった原因でした。
中間位かどうかは筋肉。骨に中間位はありません。
自分の手のひらや指で胸や背中の筋肉が均等に緩い、緩い状態で動いているということを感じ取れることができれば中間位でしか動かない。
基本的なことですが一番大事なことが疎かになっていました。
・中間位でのエクササイズ
前回は中間位でデッドリフトを行うことのメリット・重要性を教わりましたが、今回はテーマの肩に絡めてベンチプレスについて教わりました。
ベンチプレスをしていて肩の前が痛くなるということをよく耳にします。
痛くなるということは痛くなるようなやり方をしている、やり方に問題があるということですが中間位でベンチプレスを行うというのはどういうことなのか自分自身がわかっていなければ他人に教えることもできません。
胸の上にバーを下ろした時に中間位にセッティングするとバーを挙げるのではなく上に運んでいく感覚でバーは弧を描き自然に肩の上(一番安定する位置)に来ます。
中間位で動いてみるとバーベルの重さが軽く感じられます。
途中で以前のやり方に戻してみるとバーベルが急に重くなり腕が緊張する、肘が曲げ伸ばしの動きをしているなどの違いをはっきり認識できます。
呼吸に合わせて等速で動かし続けていると胸だけでなく背中の筋肉も膨らみ、筋肉をバランスよく動かせたことがわかりました。その他にもインクラインでのベンチプレス、アップライトロウイング、アームカール、ショルダープレスを軽い重量で行いましたが、軽いのに筋肉が膨らんで大きくなる、腕の捻じれが直るといった効果を感じられました。
・手の刺激
前回手の刺激を教わり、日頃の指導でも活用しています。
様々な痛みや不調の方にやったり・やってもらったりしましたが悪くなることはなく、ほとんどが良い結果でした。
今回はさらに新たな活用法として銅板・銀板に指を置いたり・指に貼ったりして手や脚を動かすというのを教わりましたが感覚が変わり指に対応している部分(上肢・下肢)筋肉が緩んでいきました。
さらに錘を親指と人差し指で摘むように持ち、中間位で等速で動かすことで筋トレと同じように膨らんで大きくなりました。
活用の幅が広がったのでこちらも日頃の指導でも取り入れようと思います。
