今回のテーマは「下肢を整える」
・全体の崩れを全体で直すと考える
膝や股関節が痛い、脚が捻じれている、扁平足、外反母趾といった問題を抱えている人を見てみると下肢や足部・足趾は崩れてしまっている。
しかし、下肢や足部・足趾が崩れたからそのような問題が起きたのかどうかは断定できない。首や上肢、肩甲帯、体幹から崩れてしまったケースもある。
下肢の崩れを戻す、直すにしても崩れてしまったところにアプローチして戻すのが適切だろうか?多分うまくいかない。
股関節や膝が整っていれば足首も整うのではないか。どちらが正しいということはない。
どちらが良いかはその時々によって変わってくる。
しかし、部分の崩れは全身の崩れ、全身を整えれば部分のアンバランスも整うという全体を見るようにしないといけない。
・言葉の意味を適切に理解して使う
バランスなど何気なく使っている言葉の意味を適切に理解し使うことが大切。
いろいろやってみたがうまくいかないのはそもそも自分がその言葉の意味を適切に理解していない、使っていないからということもある。
1つ1つ自分が使う言葉を考えてみると「こうしてみたらどうだろう」という新たな発想が生まれることもある。
・バランスの問題かからだの使い方の問題か
バランスは崩れた時に立て直す能力のこと。
転けそうになったら無理に転けないようにいろいろやるよりも転けた方が安全(転け方の練習は必要だが)ということもある。転けたらすぐに立ち上がればいいだけのこと。何でもそうならない方が良いとは限らない。
真っ直ぐ走れない、ボールを蹴る時の支持脚が安定しないのはバランスの問題なのか?走り方や蹴り方に問題はないのか?その辺りまできちんと調べて原因をきちんと見つけないと適切な処置はできない。
何か問題が起きた時には他に問題があるのではということを常に考える。
指導する側に問題があることも多いので自分の指導を振り返ることも大切。
子供を指導する場合は指導者の問題が大きい。
からだの使い方、手順をきちんと理解し適切に指導できていないことがうまくいかない原因であることが多い。
・股関節の痛み
個人的な課題として股関節の痛みに対するアプローチで良い結果が見られないというケースがありました。
前回、簡単にアドバイスをいただき問題のある股関節しか見えておらず、全身が見えていなかったことに気づかされ改めて全身を見てみると首や上肢・肩甲帯、体幹が捻じれているなどの崩れがあった。
そこから首や肩甲帯・上肢、体幹の崩れを戻してみるということをしてみると下肢のアプローチはそれほど難しいことをしなくても良い成果が見られるようになったが、とにかくいろいろやってみたので無駄はないか、もっと少ないアプローチでより良い成果が出るのではないかと思いチェックをお願いしてみました。
今回首、頭からの振動、下肢からの振動、肩甲帯を整えるという4つのアプローチでも全身が整えられることができることを教わった。
成果を出すにはテクニックは必要になってきますが、細かな感覚の修正もしていただけたので今後の指導でも良い成果が期待できそうです。
・股関節主動のしゃがむ-立つ
しゃがむ-立つ動作で股関節主動、骨盤の前・後傾を使って行うというやり方で行うと動作の感覚が変わり楽にできるということは自分が体験することで理解はできているが、それを指導して相手に感じさせるのが難しいということを感じていました。
骨盤の動きをイメージしやすいようにいろいろやってみたがそれが却って相手を緊張させてやりづらくさせてしまっていた。
座面は安定した状態で相手にやってもらう、イスの高さの調整(足首が硬い人のケース)、骨盤のどこに手を当てるのか、どのように動かすのかなどちょっとしたことが違っていた。
たったそれだけのことですがそれが結果には大きな差として出てしまう。
まだまだ考え方に問題があるなと痛感しました。
また新たな学びの1年が始まりました。課題は相変わらず多いですが、少しでもレベルアップできるよう引き続き頑張りたいと思います。
