今回のテーマは「スポーツ動作の指導〜投げ方、打ち方等」でした。
・投げる、打つ動作の見方、直し方
自分が指導の成果をチェックしていただきました。
ピッチャーはインハイにボールが抜けるということが課題でした。
脚を上げた時に上体が反る、テイクバックで肘が上がらない、左肩が早く開いてしまうといった問題があると考えてトレーニングでは普段の立ち方を直すところから始めて、そこから投げる動作をしていくという進め方でやってみました。
成果としては低めにいく球は増えたものの、課題が完全に解決されてはいませんでした。
問題点を伺ってみると、自分では気づいていないところ、できているようできちんとできていないところがありました。
指摘していただいたポイントを踏まえて改めて投げているところを見直してみると全体的には良い動きに見えていたのに細かな気になることが出てきました。
修正の仕方についてもアドバイスいただいたので、そこをきちんとやることでさらに良くなりそうな感じがしました。
バッターはなかなかボールに当たらないという問題がありました。
バットを振っても波打つような動きになりバットが重そうな感じの振り方になっているのが気になっていろいろやってみましたがあまり改善が見られませんでした。
振っている動作を見ていただくと打ちに行く時に早く両肘が伸びてしまうためにバットがボールの下に入るような打ち方になってしまっていました。
それを改善するには振る時の構え方やバットのどこをボールにぶつけにいくかといった振り方の修正ポイント、ティーバッティングをしてみるといった具体的な練習のアドバイスをいただきました。
自分では見えていなかった問題点や動きの見方を教わることができ、また少し指導の内容が良くなっていくのではないかと思いました。
・中間位の考え方
多くの原因不明のからだの痛みや不調はバランスの崩れ、中間位から外れてしまっていることが原因であることが多い。
中間位の考え方も皮膚・筋膜・筋肉が柔らかく弾力、復元力があるかどうかということだけでなく、神経はきちんと通っているか、リンパの流れ、呼吸といったことまで多岐に渡ります。
前回静脈の流れを見直すということを教わり、そういったことも意識してみると良い成果が見られました。
今回は自律神経のバランスという視点を教わりました。
様々な不調の相談を受けますが、血圧が高い、脈拍が高い、呼吸が浅い、体温が低い、痒い、アレルギー症状が出るなど自律神経のバランスが乱れも共通した課題であるとは感じていました。自律神経のバランスを整えるには適度にからだを動かすと良いと言われています。つまり中間位で動かすことが改善策となってきます。
皮膚、筋膜、筋肉、呼吸、血液・リンパの循環、神経、自律神経と全身見ないといけないなと改めて思いますし、それらが本来の良い状態であればどこかに問題は普通なら起こらないはずですからトレーニングでもやれることはたくさんあるなと感じました。
・血流の刺激
今回からだを整えるアプローチとして血流を刺激するパターンを教わりました。
動脈、静脈の血管の流れをアバウトにイメージし、さすりや撫でるを使って刺激していくと筋肉の緊張が緩んでいきました。
さらに呼吸に合わせてポンプ運動を加えることでさらに筋肉が良い状態になります。
筋肉の緊張が強く、なかなか中間位で動かすことが難しいケースではこのアプローチを先に入れることで動かしやすくなりそうに感じました。
ポジションのバリエーションとして重力を考慮してベッドを高くしたり、手脚を高くして動脈・静脈の流れを促すといったやり方を教わりました。
よく考えればそうする方がより良いということはわかりますが、どのようにやるかばかりに意識がいきがちでこういったポジションの発想がすぐに出ないところがまだまだだなと思ってしまいました。
・内臓をフリーにする
前回、リンパや血液の環流が悪いケースで内臓が硬くなっていたり、股関節の動きが硬いケースで腎臓が硬くなっているなど内臓の緊張を緩めることの重要性を教わりましたが、今回は内臓をフリーにするために四つ這いでの運動を教わりました。
四つ這いになることで内臓の圧迫も軽減し緊張を緩めやすくなります。そこに脊柱を横や縦に動かすことで詰まり感が解消したり呼吸がしやすくなるなど胸腔、腹腔にある臓器の機能が十分に働きが良くなったことを感じました。
そうするとそれをカバーしている筋肉の緊張も緩み、立ち方の感覚も良くなりました。
・骨盤を動かす
しゃがむ-立つ動作で股関節を動かす感覚がうまく掴めないためにスムーズにしゃがめない、立ち上がれないケースがありました。
ほとんどの方は股関節の屈曲・伸展動作を大腿骨頭の方だけで考え骨盤がうまく動かせません。
その問題を解決するために骨盤を動かして股関節の屈曲・伸展動作を行うやり方を教わりました。
臀筋が硬いと骨盤ではなく腰椎で前・後傾をやってしまうのですが、それを行うポジションや適切な動きへの誘導の仕方を見せていただきましたが、硬かった動きがどんどんスムーズになっていき、最終的にはイスからのしゃがむ-立つ動作がスムーズになり、お尻の形も変わってしまいました。
ちょうど指導で悩んでいたところでもあるのでさっそく現場で使ってみたいと思いました。
スポーツ動作の見方、指導の仕方から崩れたからだの整え方まで充実した内容の学びとなりました。
