筋肉が硬い、張っていると筋肉を柔らかくするためにストレッチングに取り組むという人は多いですが、ストレッチングをやっているのに変化を感じないという人がほとんどです。
「ストレッチングをしているのですがやった時は多少伸びた感じがあるのですが、すぐに硬くなってしまうんですがどうしてですか?」と尋ねられましたのでストレッチングを何秒間やっているのか質問してみると30秒程度だということでした。
硬い人にとってはずっと同じポーズをとって伸ばし続けるのは辛いことですから、時間が短くなりがちです。
しかし、これがストレッチングをしているのに柔らかくならない原因です。
筋肉はエラスチン(弾力のある壁)、コラーゲン(硬い柱)、基質(水分)、ヒアルロン酸からなる結合組織です。
30秒程度のストレッチングで刺激されるのはエラスチンのみです。
エラスチンはゴムのような感じです。
ですからストレッチングをやっている時は伸びたような感じがあるのですがゴムは伸ばすと元の長さに戻ろうとします。
だからすぐに硬くなってしまうのです。
ストレッチングは最低でも90秒は行う必要があります。
90秒以上で初めてコラーゲンが伸ばされるからです。
ストレッチングをやろうとすると伸ばしている筋肉を意識したり集中して行ってしまいですが、時間が重要な要素ですからテレビを見ながらずっと同じポーズをとっていたり、話をしながらやっていれば良いと思います。
そうすれば2分くらいあっという間に過ぎて勝手に筋肉も緩みます。
ストレッチングは手軽に行えるものですが、きちんと伸ばすためにはテクニックだったり時間なども考えて行なわなければ効果を引き出すことはできません。
意識すべきところと良い意味で肩の力を抜いて取り組むところをきちんと把握しておかないと柔らかくできないんです。
