毎日脚を鍛えるために1時間歩いていたら膝に水が溜まってしまった。原因は?改善法は?

歩くと脚の筋肉が鍛えられると考えて長時間歩くようにしているという方も多いですが、筋肉が太くなるどころか膝を痛めてしまうこともあります。

クライアントさんの知り合いが脚の筋肉を鍛えるために毎日1時間歩いていたら膝に水が溜まって医師からしばらく安静にするようにと言われて心配だと相談されました。

しばらく安静にしていれば痛みは治まるでしょうが、根本的な原因を解決しないまま、また長時間歩けば同じように膝に水が溜まる恐れがあります。
それまでは膝に痛みを感じることなく生活できていたそうなので原因は“歩き方”にあると考えられます。

脚の筋肉を鍛えるために歩くという方の多くは時間を長くしたり距離を長くして筋肉への刺激を大きくすることは考えますが歩き方はあまり気にしません。
歩く時の接地の衝撃は体重の1.3倍くらいと言われています。
それほど大きな衝撃ではありませんが、不適切な接地で長時間歩けば関節には大きなストレスをかけてしまいます。
筋肉と違って関節はストレスをかければかけるほど強くなることはありません。
無茶をすれば関節を痛めてしまいます。

スムーズな歩きができるようにするために特に難しいことをする必要もありません。
歩き方という体の使い方に問題があるのですから適切な体の使い方を覚えれば良いのです。

私のトレーニングでは歩く前にまずきちんと二本脚で立てるよう姿勢を整えることから始めます。
歩き方の悪い人で立ち方が良い人はいません。
膝を痛めている方によく見られるのがO脚やX脚のような脚の捻じれです。それをきちんと直さないまま歩けば膝に大きなストレスがかかってしまい、膝の痛みに繋がる可能性もあります。

二本脚で立てるようになったら片脚で体重を支持する感覚を掴む練習です。
歩き方の悪い人はこの片脚支持を両方同じようにできません。
これがきちんとできるようなると歩きもスムーズになります。
今まで膝が痛いと相談に来られた方が何人もいますが、このやり方で膝に痛みを感じることなくスムーズに歩けるようになっています。

とにかくたくさんやればいい、きつい、辛い、しんどいことは筋肉を効果的に刺激できるなんてことはありません。
楽に、気持ち良くやって筋肉をしっかり刺激することができるやり方もあります。