筋力だけを高めても速いボールは投げられない(トミージョン手術後のトレーニングの経過③)

トミージョン手術をした高校生の投手の経過ですが、冬の間のトレーニング成果もあって体が少し大きくなりました。

練習試合も解禁になり甲子園に出場した高校との対戦もあったようですが、その時の球速は139km/h止まりでした。
秋の時点で140km/hは記録していたのでもう少し出そうな期待がありましたが、動画を見てみると投げ方に原因がありました。

高校で行っていたトレーニングは体を大きくする、力をつけるということを目的にしたものでスピードを高めるようなことはやっていなかったようです。
そのため、実際のピッチングでも力を入れて一生懸命腕を振って投げていて腕振りのスピードが遅くなっていました。

力を入れれば入れるほど連動がなくなり力をうまくボールに伝えることはできません。

甲子園で話題になった投手のフォームを見ても腕の振りが速いです。
やはりスピードのあるボールを投げるには腕が速く振れる必要があります。

反省を踏まえて今回は腕を速く振る感覚を上書きするようなトレーニングを行ってみました。

トレーニングをして1週間後の練習試合の動画です。

まだ1回のトレーニングではありますが前回よりも腕を振るスピードは改善が見られたように思います。

動きはスムーズになってきましたので、今後はスムーズな動きの中で爆発的な力を発揮する体の使い方を覚えていけばさらにスピードが出てきそうです。