#160 身体を整えるトレーニングについて学んできました 24

普段の指導について見直してきました。

相談の多くが身体の不調についてですがそのほとんどが姿勢が崩れていてきちんと立てていません。
崩れた姿勢を戻す、体を整えるには緊張を緩めることですが、問題が改善されないケースのほとんどが緊張をきちんと緩められていないということです。
うまくいかない原因は考え方に問題はないか、アプローチは適切か、テクニックのレベルの問題などが考えられます。

今回は股関節の可動域制限があるケースで思ったような結果が見られないのでチェックしていただきました。

・下半身の問題があっても上半身を整える

下半身に問題が出ていますが、全身を見てみると首が硬い、腕や肩も緊張している、背中や腰も張っているなどあちこちに問題が見られます。

上半身の緊張がきちんと取りきれなければ問題の股関節にいろいろやってみてもうまくいきません。

・頭、顔を整える

そこでアドバイスいただいたのが「頭を整える」という考え方です。
首の上にある頭が崩れていればその下の部分がきちんと決まるということは考えにくくなります。
皮膚や筋膜は全身を覆っていますので頭部の皮膚や筋膜のバランスが崩れれば頭も崩れてしまいます。崩れたものが一番上に乗っていれば首より下にも影響してくると考えられます。

頭・首を整え、骨盤周りを整えれば脚も整ってくるということです。
そのための上肢・骨盤・下肢の扱い方を覚える必要があります。

頭を整えるということで筋膜を刺激するアプローチを教わって実際ににやってみました。
後頭部や側頭部、頬骨や下顎、首、胸鎖乳突筋辺りをさすると首、肩、腕が軽くなり筋肉の弾力も出てきます。

後頭部から頸椎にかけて棘突起や横突起をさすると背中の筋膜まで緩みます。

さらに頸椎の伸展や回旋の動きを良くすることで首だけでなく背中や腰の緊張まで緩みます。
口が開かないと首の動きが悪くなりやすいのですが、その場合は目の横や頬、顎関節にある筋膜を刺激することで筋肉も緩み、目や口がよく開くようになって顔の崩れも整います。
すると首の動きも良くなり胸椎や腰椎の動きも良くなります。

・繋がりを感じる

上半身の緊張をきちんと取るだけでもお尻や太ももの緊張も緩んで立っている感覚が良くなりますが、それに加えて股関節の動きに関係する臀筋を良い状態にすれば股関節の問題も解消されるはずです。

そこで腰からお尻に繋がっている筋膜のアプローチのテクニックを見直しましたが脚を動かしていても股関節を動かしているだけで腰から臀部の繋がりを感じ取れていませんでした。
それも股関節の可動域を改善できなかった原因の1つでした。

アドバイスをいただいたのは脚の倒し方ですが、ちょっと変えるだけで手の平に腰から臀部まで繋がっていることを感じることができました。
良い手の感覚でアプローチを行うとイメージ通りの結果が出ます。

上半身は手首、肘、肩を動かす方向を決めずに筋肉が緊張しないでスムーズに動く方向に動かしていきました。
1回1回動く方向が変わりながらも最終的には手首、肘、肩が繋がって動き、腕だけでなく肩甲骨周囲や胸の筋肉の緊張も緩みました。
それに加えて腕をゆっくり動かして肩甲骨の動きを良くするアプローチをすることで体幹と腕の繋がりを理解することができます。

・わずかな違いが大きな違い

何度もやっているイスの座る・立ち上がるや歩くといった動作も自分ではうまくできているように感じていましたが、チェックしていただくとわずかに違っており、それが太ももの緊張や疲れといった結果に繋がっていました。

動きを見る目は見方を教わることで今まで見えていなかったことが見えるようになり精度が上がってくるように感じます。
これからもトライ→チェック→再トライを繰り返してレベルアップに励みたいと思います。

筋肉を膨らませるための特別なトレーニングをしたわけではありませんが、筋膜を刺激するアプローチで身体を調整すると筋肉も弾力性を持ち、スタイルにも変化が見られました。

気持ち良く体を動かして筋肉が良い状態なってしまうのでトレーニングについての考え方がまた新たになりました。

今回教わったことを現場で役立てて指導内容をレベルアップさせたいと思います。