首が硬くて後ろが振り返れない。改善するにはどんなことをすればいい?

「首が硬くて車の運転でバックの時に後ろが振り返れないんです。どうにかなりませんか?」という相談が来ました。

筋肉の状態をチェックしてみると確かに首や肩、背中、腰の筋肉には強い緊張がありました。
動きをチェックしてみると首が全く回らないというわけではありませんし、反対に振り返ることは楽にできていました。

姿勢を見てみると肩や腰の左右の高さが違って見えました。

体が捻じれてしまっているために首〜腰にかけて筋肉が緊張している、一方は振り返ることができるのにもう一方はできないといった状態が起きているのだと想像できました。

問題を解決するには首の筋肉の緊張をゆるめるのはもちろんですが体幹の筋肉の緊張をゆるめて緊張度のバランスを取り、捻じれを直すことも大事です。

まずは首の緊張をゆるめることからやっていきましたが、首や肩に緊張が見られるケースで多いのが僧帽筋と呼ばれる筋肉の緊張です。

首筋(僧帽筋の上部)に緊張があると首を動かそうとしてもスムーズに動きません。
この部分の緊張がゆるい状態にすると首も動かしやすくなります。

肩を軽くあげると首筋の筋肉がゆるみます。
その状態で首を左右に捻ったり、曲げたり伸ばしても楽に動かせ、筋肉の緊張もゆるみます。
目や下顎も一緒に動かすとさらに首が動かしやすくなります。

体幹の緊張をゆるめるには肩甲骨を動かすことです。
上下、開く・閉じる、斜めに開く・閉じるといった動きが十分にできるようになると体幹の緊張もゆるみ、体の捻じれも直ります。
それだけで後ろの振り返る動作のやりづらさは解消できました。

最後に楽に振り返る体の使い方の練習も入れておきました。
後ろを振り返ろうとすると多くの人は首を左右に捻って後ろを向こうとしますが、目線(黒目)から先導して後ろを振り返るようにしてみると首を捻ろうとするよりももっと楽に振り返ることができます。

首の緊張をゆるめるのはなかなか大変なのですが、首筋の緊張がゆるい状態で動かすやり方は簡単で効果的なやり方ですのでお勧めです。