腕回し・肘回しは肩甲骨を大きく動かす意識をした方が効果的?

長時間デスクワークをしている人に多いのが首や肩の凝りです。
それを解消するには固まってしまった筋肉を動かすような運動が効果的です。
よく紹介されるのが腕回しや腕を曲げて肘を回すような運動です。
私のトレーニングの中でも腕回しの運動を行います。
適切にやれば非常に効果的ですが、やり方が違えば全く違った結果になってしまいます。

腕を回す時に「肩甲骨を大きく動かす意識して行う」と言われます。
肩甲骨を大きく動かした方が効果があるように思ってしまいますが、意識をするというのは“筋肉を緊張させる”、“動きにブレーキをかける”ことです。
肩甲骨を動かそうとすると首や肩が余計に緊張してしまってスムーズに動かすことができません。
スムーズな動きというのは余計な力みや筋肉が強く緊張することもなく、流れるように動くことです。
スムーズに動かす、リラックスして行うには意識ではなく、“無意識”がポイントです。
腕回しや肘回しをする時は肩甲骨を大きく動かす意識ではなく、どこにも緊張や力みを感じない動きでやれていれば十分です。

もう1つの問題は肩甲骨を寄せると肩の関節がロックされてしまいます。
肩甲骨を意識して腕や肘を回している人の動きを見ると肩甲骨を寄せる動きをした時に首や肩に緊張が見られます。(肩が上がったり、腕や肘の動きにブレーキがかかって止まって見える)

腕や肘を回す時に肩甲骨を寄せる意識は必要ありません。
その方が軽く、スムーズに、気持ち良く回せます。
腕や肘を回す時は前から後ろ・後ろから前ではなく、「内回し」・「外回し」のイメージでやるとスムーズに回せます。
綺麗に回しているのに肩からゴリゴリ音が鳴ったり、首や背中の筋肉に違和感が出ることもあるかもしれませんが動いていなかった、関節の場合は滑っていなかった関節に溜まっていたサビが落ちている、筋肉も固まっていたのが徐々に動くようになってきたと思ってどんどん動かしていけば良いでしょう。
それが四十肩を予防するための肩のトレーニングにもなります。

ちなみに、腕回しや肘回しも切り返しの動きを利用すれば筋肉を膨らませるトレーニングにもなります。
動くものを動くように動かすだけですからあまり難しく考え過ぎないで気持ち良く腕を動かしてみてください。