日頃からの意識を変えないと姿勢は変わらない?

姿勢を良くするために「〜を意識しましょう」と言われます。
背骨を伸ばす、胸を張る、肩甲骨を寄せるといったものから腹筋や背筋など筋肉を意識させるものまでいろいろあります。
意識をしないと姿勢は良くならないのでしょうか?

意識しなくても姿勢は変えられます。
それは「認識」を変えることです。

姿勢の悪い人の多くはその姿勢が楽だと認識し、背筋を伸ばしたり胸を張る、肩甲骨を寄せた姿勢をずっとしているのは辛いと認識してしまいます。
辛いこと、不快な刺激に対して脳は拒否反応を示します。
だから「背中が丸くなっている」、「背筋を伸ばしなさい」、「胸を張って」、「肩甲骨を寄せて」と言ったところで変わらない、長く続かないのです。

背中が丸い姿勢が楽だという認識から本来の自然な真っ直ぐな姿勢の方が楽だという認識に変えてしまえば常に何かを意識したり、筋肉を鍛えるようなトレーニングをしなくても姿勢はすぐに変わります。

姿勢が悪い人は筋肉の緊張度のバランスが崩れてしまっています。
そういう体はどこかに緊張が起こっています。
体の緊張をゆるめてあげれば良いのです。
ゆるめるために辛いことを頑張る必要はありません。
楽なことをするだけです。
ゆるいところでも筋肉の緊張度のバランスが取れていれば姿勢は整います。
楽なことをして整えた姿勢は軽い、気持ち良いと感じます。
脳は楽なこと、気持ち良いこと、快の刺激は受け入れます。
だからあれこれ意識しなくても姿勢はずっと良いままだし、何か頑張るようなことをしなければそのまま続きます。

意識とは本来、“脳が理解している”、“わかっている”ということです。
良い姿勢というものがどういったものなのか脳がわかっていなければ姿勢は変わらないし、わからせれば姿勢は簡単に変わります。