バッティング 打ってもボールが前に飛ばないのは筋力が弱いから?

打ってもボールが飛ばないというと力が弱いからだと考えて筋トレをして筋肉を増やすことを考えてしまいがちですが、力がないのではなく力が出ないような振り方をしているということも原因として考えられます。

バッティングは下半身から始まって体幹→上半身→腕→バットというように動いていき、ミートポイントで一番大きな力を出す必要があります。
いくら腕立て伏せをしたりベンチプレスをしたり、腕の筋肉を鍛えるトレーニングをして筋肉を大きくしたとしてもインパクトの時に一番大きな力を出す、出せるようにする練習、トレーニングをしていなければ結果は変わらないでしょう。

そのための練習、トレーニングとしては自分の理想のミートポイントで大きな力を出すエクササイズも有効だと思います。
実際にやってみるとわかりますが、その時には決して腕だけの力だけではなく、体幹や下半身といった筋肉も使っています。
そうして大きな力を出すのです。
そういう感覚を掴んで実際にバットを振ってみるとインパクトのタイミングで大きな力を出せるようになります。
その時に参考になるのが“音”です。
大きな力が出ているところで音が鳴ります。
その音がどこで鳴っているかを確認し、自分のミートポイントで良い音が鳴るようにすればタイミング良く力を出せているということが確認できます。

振る動作の問題でボールの勢いに負けてしまうということもあります。
実際、打ってもボールが飛ばないという選手のスイング指導をしましたが、その選手はテイクバックして打ちにいく時に体幹と腕が一緒になってしまっていました。
そのような動作でバットを振ってみたりボールを打ってみればわかりますが一緒に動かすとインパクトで大きな音は鳴りませんし、力が入りません。
インパクトの時のように大きな力を出す時に体幹に力をいれなくてはいけません。
腕や脚だけに力を入れても大きな力は出せません。

打ちにいく動作に移る時に一瞬早く体幹の捻じれを戻し、安定した状態になってから腕、バットをボールの方へ持っていくようなイメージで振るようにしてみると良い音が鳴るようになりました。
トレーニングの後日、実際のゲームでの結果も良かったようです。

力というとすぐに筋力を考えてしまいますが、力の出し方、体の使い方というものが原因で大きな力が出せないということもあります。

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